2016年　カリフォルニアプルーン作柄予想

＝ カリフォルニア州サクラメント（2016年6月3日）＝

米国農務省全国農業統計局（USDA-NASS）は、調査対象の生産者45％からの回答を基に、2016年度のカリフォルニア産プルーン生産高を45,000 ST（ショートトン）とする予測を発表しました。これは2016年4月の第3四半期までにカリフォルニアプルーン協会に報告された実際の生産高106,532ST をやや下回る形で予想されていた2015年度の生産高100,000STより、55％の減少となります。

この度の大幅な生産不足に関し、カリフォルニアプルーン協会のドン・ズィー会長は、「3月の開花期直後からの天候状況で、受粉に影響が生じるであろうことは、生産者がすでに認識していたため、産業界にとっては想定内である。供給量に影響が出ることは否めないが、品質および味については、カリフォルニア産プルーンを世界標準たらしめている一貫した水準の高さを満たしている。」と語っています。

USDA-NASSの作柄予想レポート（English）はこちら